今日もテレビではコロナ関連のニュースばかり。
外出自粛、不要不急の県外への旅行は自粛と言っているものの県外から沖縄に来る人はまだ0になったわけではないです。
那覇空港の閉鎖もまったもくって予定が無いような雰囲気。
4月3日現在11人の感染者ですが、この後爆発的に増えたらどうなるのでしょう?
湿度高いから増えないんじゃない?
とか、
暖かいから流行らないよ~
とか、
神の島だから安心らしいよ~
とか・・・
はっきり言って、なんの根拠もない話です。
もちろん、先日の記事でも書いたように、昆布の消費量とか、モズクの効果とかはあると思っていますので
私個人は毎日モズクを食べていますし、みんなに勧めています!
しかし、未だにタバコ吸っている人は大勢いるし、県からは何の対策案も出ていないので
このまま感染が広まったらどうなるかは誰もわかりません。。
昨日も、「避難のために沖縄に来ました~」
という若者がいました。
当然のような顔で、マスクをしていませんでした。
もしあなたが感染していたら、沖縄県はどうなるか考えてください!
と言いたいのは私だけでしょうか?
そんなこと言って、私も、買い物もするし、外食もするし、ちょっと前まで宴会にも参加していたので偉そうなことは言えませんm(__)m
あくまでも、棚に上げての意見としてお許しください。
病院とベッド数を調べてみました。
目次
沖縄のベッド数
令和元年8月に発表された、「新型インフルエンザ患者入院医療機関」を見てみると
以下の病院で新型インフルエンザの患者の入院受入れを表明しています。
1.琉球大学病院 600床
2.沖縄県立北部病院 327床
3.沖縄県立中部病院 559床
4.南部医療センター・こども医療センター 434 床
5.北部地区医師会病院 236床
6.沖縄徳洲会 南部徳洲会病院 345 床
7.沖縄赤十字病院 302床
8.豊見城中央病院 378床
9.浦添総合病院 334床
10.与那原中央病院 170床
11.沖縄協同病院 280床
12.沖縄第一病院 154 床
13.西崎病院 150床
14.中頭病院 355床
15.国立病院機構 沖縄病院 300床
その他5施設
合計病床数は 4,844床
出所:厚生省 https://www.mhlw.go.jp/content/000564951.pdf
病床数は、厚生省調査で新型インフルエンザ患者を受け入れするといことを発表した病院のホームページから各医院の病床数の合計数を調べたものです。
当然、すべての病床が空いているわけはありませんし、このうち新型コロナウィルスの入院を受入れするということでもないはずです。
では、沖縄県全体ではどのくらいのベッド数があるのでしょう?
地域医療情報システムのサイトを見ると詳しく乗っていました。
一般病床の数は9,547床ということです。
人口10万人あたりの病床の数を東京都と比較してみると
沖縄県 665.96床
東京都 603.88床
やった!
東京よりベッドの数は多い!
と思ったのですが、怖いのはここから
沖縄県の医師の数
沖縄県 3,597人
東京都 44,372人
人口10万人当たりの医師の人数を見ても
沖縄県250.91人
東京都328.31人
沖縄県の看護師の数
日本看護士協会の発表している看護師と准看護師の就業者数を見てみると
沖縄県16,089人
東京都106,911人
圧倒的な数の違い。
人口10万人あたりの数を比較をすると
沖縄県1,169.3人
東京都832.8人
ちょっとだけ沖縄のほうが多い。
https://www.nurse.or.jp/home/statistics/pdf/toukei06.pdf
さらに問題は、東京都と沖縄の一番の違いは陸地か、離島かということ。
東京は閉鎖されても物資はどこからでも運ばれてきますし、人は自動車でも電車でも移動することができますので
緊急事態になれば近隣の県にも要請することが可能です。北関東の群馬や茨城、東北からだって新幹線で1時間半もあれば来ることができます。
しかし、沖縄は・・・。
飛行機か船でしか来ることができません。
約3,600人のお医者様に16,000人の看護師の方々が日々必死で働いている中に
もし、爆発的に感染が広まったら・・・。
この人数はあくまでも各機関が発表している総数を表からひろってきたもの。
実際に新型コロナウィルスに対応できる人数ではありません。
新型コロナを診れるお医者様が何人いて、対応していただける看護師の方々がどのくらいいるのか
受け入れられる施設がどのくらいあって病床数はいくつあるなんてデーターは誰も教えてくれません。
県知事が明確なデーターを元に言ってくれているのであれば、少しは安心できます。
しかし、報道を見る限りそんな会見や発表はまったくありません。
それどころか、「経済活性化のために、マスクして避難してきてください!」 と言い出しそうで怖いです。
昨日、小池知事は、本日お昼のバラエティで4,000床確保するということをおっしゃっておりました。
現在は、1,000床くらい用意できているということです。
東京都民964万に対して4,000床でことが足りるということだとしたら・・・。
同じ数字を沖縄本島の人口129万人にあてはめると必要なベッド数は、535床。
先の上げた、新型インフルエンザ患者の受入を表明している病院の総病床数の約1/10ということになります。
沖縄県はその数の病床を新型コロナウィルス感染者に充てられるのでしょうか?
小池知事がおっしゃっている4,000床の根拠がわかりませんが、もし爆発的に増えてしまった場合
沖縄ではいったいいくつの病床数が必要なんでしょう?
現在県内のホテルは壊滅状態ですから、当然そこを使うという案が予測されます。
もし部屋が確保できたとしたら、そこをどうやって病院の代わりにするのか
誰が治療して、誰が処置するのか誰もわかってないのではないでしょうか?
テレビでは医師会の先生たちが挙って、「非常事態宣言を出すタイミングだ!」と声を震わせて言っていました。
しかし、「今はそのタイミングではない」と小池知事も、安倍首相も口裏をあわせたように言っています。
小池知事に至っては、国が出したら従うと・・・。
国民は何が本当で、誰を信じたらいいのかまったくわからないところへ突入しようとしているのではないでしょうか?
挙句の果てには、安倍首相は一家に2枚のマスクを配布すると発表しました。
Facebookではこんな写真が氾濫しています。
経済政策は、4月7日に出すとおっしゃっていますが、なんで先延ばしにするのかもわかりません。
そしてまた週末がやってきます。
今できることは、週末は外に出ないこと。
とくに観光地にはいかない!
観光客が来そうなところには絶対に立ち寄らない!
お店に入るときは、マスク必須。
買物かご持つときは、アルコール消毒してから。
買ってきたものはアルコール消毒してから冷蔵庫にいれましょう。
とにかく、ゆっくり休養して、志村けんさんのバカ殿のビデオでも見て大笑いして免疫力を高めましょう!
今できる最善の予防策は、免疫力を上げることではないでしょうか?
そして、来るアフターコロナの準備をしましょう!