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分散投資のすすめ

分散投資

なぜこの時期に分散投資のことに触れたか、みなさんすでにお気付きですよね。
コロナショックにより世界中が未曾有の危機に直面しています。
こんな時期に投資なんて、と思う方も多いと思いますが、逆にこんな時期だからこそ投資という考えを持っている方々もいらっしゃいますので
そんな方々のための参考になればと思います。

分散投資によるリスク低減効果

金融商品とうまく付き合うためには、リスクをコントロールすることが大切です。
そのテクニックの一つが「分散投資」です。

運用に関するイギリスの有名な格言に、「卵を1つのかごに盛るな」というものがあります。
すべての卵を1つのかごに盛っておいた場合、もし何かの拍子にかごを落とせばすべての卵が割れてしまいます。

しかし、いくつかのかごに分けて盛っておけば、1つのかごを落としてもすべての卵が割れてしまうことはありません。
分散投資とたまご

つまり、投資する対象を複数に分けることで、仮にそのうちの1つが値下がりしても他のものでカバーでき
全体ではリスクを低減させることができるのです。

これが「分散投資によるリスク低減効果」です。

リスクを軽減するために投資金額をいくつかのものに分散して投資することを分散投資というのはみなさんもご存知だと思います。

一つのものに投資すると、なんらかの要因で投資対象の価値が下落した場合は、投資資金がほとんどなくなってしまうということを防ごうということです。
主に、中長期の投資スタイルに向いている思います。

【分散投資とは】投資対象を多様化させることで、資産運用に伴う価格変動リスクを低減させ
 て好リターンをめざす有効な方法です。すべての資金をひとつの金融資産に集中させる
と、運用がうまくいかなかった場合にはマイナス影響が資産全体に及びます。
けれども値動きの異なる複数の資産に分散させれば、リスクを分散しながら、安定的な収益を期待す
ることができるのです。ウィキペディアより

具体的な分散の方法とは?

1.国内外の国や地域、
2.株式、先物、オプション、債券、FX、投資信託、商品、普通預金などの現預金
3.円やドルなどの通貨、
4.積立などの時間で分ける、

という大きく4つの考え方があります。
分散投資

地域の分散の例

国内と海外、新興国と先進国、欧州とアジアなど。
外国の株式や外国債券に投資たり、外国の株式や債券で運用する投資信託を利用することでも、地域の分散を実践できます。

【補足】
外国株式 ⇒外国の証券取引所などに上場している株式です
外貨建債券 ⇒発行体・通貨・発行場所のいずれかが海外の債券を外債といいます。
外国の投資信託 ⇒海外の株式や債券が投資対象。

【リスク】為替の動き(為替手数料でも)で利益を失うこともあります。

商品の分散の例

株式、先物、オプション、債券、FX、投資信託、その他及び預貯金、など。
また、「バランス型」など国内の株式や債券等に幅広く投資する投資信託を利用することでも、商品分散投資になります。
及び株式のみの分散(銘柄)の一例として、業種や値動きが異なる株に分散(輸出企業、不動産会社、食品会社など)

【補足】
株式 ⇒ 東証一部、二部、マザーズなど上場株式
先物  ⇒ いわゆるデリバティブの一つで、価格や数値が変動する各種有価証券・商品・指数等について、未来の売買についてある価格での取引を保証するもの。
オプション⇒ 金融商品のデリバティブの一種であり、ある原資産について、あらかじめ決められた将来の一定の日又は期間において、一定のレート又は価格で取引する権利
債券 ⇒ 国債・地方債・社債など
FX ⇒ 外国為替証拠金取引とは、証拠金を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引
投資信託⇒ 運用の専門家が株式や 債券 などに投資・運用する商品
商品 ⇒ 金、原油、商品ファンド等

円やドルなどの通貨の例

円以外の代表的な通貨は「米ドル」「ユーロ」「英ポンド」「豪ドル」「NZ(ニュージーラン
ド)ドル」の5つです。
【補足】
米ドル⇒世界の基軸通貨。安定した通貨の価値をもっています。
ユーロ⇒米ドルに対抗して、ヨーロッパで誕生した通貨。
英ポンド⇒イギリスの通貨。EUからの離脱が発表されて、今注目を集めている通貨。
豪ドル⇒原油価格や金価格に左右される特徴がある資源国通貨。
NZ(ニュージーランド)ドル⇒豪ドルと同じく、資源国通貨。
直近では、仮想通貨のビットコイン。

積立などの時間で分ける例

投資では、安値で買って高値で売れば収益を上げることができます。
ただし、株式や為替相場などの動きを確実には読めませんので、高値で買ってしまう場合もあります。
一度にまとめて投資をして高値で買ってしまっては、投資収益を上げることが難しくなります。
そこで、時間をあけて数回に分けて投資を行うことで、高値で投資するリスクを抑えることができます。
例えば、積立など定期的に一定額を投資することでも、同じく一時的な価格変動のリスクを分散させる効果が期待できます。
代表的なのが、ドル・コスト平均法と呼ばれるもので、定期的に一定金額を買い付ける運用方法。
価格が高いときには購入する量が少なくなる一方、価格が安いときには購入する量が多くなり、定期的に「一定量」ずつ買付ける定量投資よりも平均購入価格を安く抑えることができるのです。
又、積み立てる銘柄や商品を多様化すれば、さらなる分散効果が期待できます。

まとめ

分散投資は有効だと、多くの文献やウェブサイトで目にしますが、投資の目的を考えて、正しく使わないとその効果は半減してしまう。
「長期的に継続」していくことが大事だと思います。

今日のことば「利益は伸ばし、損切は早く(Profit run, Loss cut short)」

人間の感情的な行動の逆を表す言葉で有名な相場の格言です。通常、人は利益がでたら早くそれを「確定させたい」、逆に損失がでているときはそれを「確定したくない」(いわゆる塩漬け)と考えるものです。
したがって、利益(損失)を「確定させる行動」は、いつ買うかより、何倍も難しく、かつ多くの人があまり考えていない(少なくとも いつ買うかよりは)行動といえます。

分散投資の一つとして、ソーシャルレンディングも考えてみてはいかがでしょうか?

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